![]() 改良された光透過率を有する太陽光保護ガラス
专利摘要:
透明ガラス基板、そのような基板を組み入れた単一ガラス又は二重ガラスを提供する。太陽光に作用する薄膜多層被覆膜が設けられていて、熱処理、例えば曲げ又は強化処理の後に10%より大の光透過率および50%未満の放射率を有する少なくとも1枚のガラスシートを含む透明ガラス基板であって、前記多層被覆膜が、- 約5nm〜約35nmの厚さを有するニオブNb機能層、および-ガラス基材に対して前記前記機能層の上に配置されていて、Ti、Mo、B、Al又はこれらの元素の少なくとも1種を含む合金によって形成される群から選択される他の材料からなり、約1nm〜約5nmの厚さを有する少なくとも1つの層を含む前記基板、およびそのような基板を組み入れている単一又は二重ガラス。なし 公开号:JP2011513169A 申请号:JP2010548151 申请日:2009-02-25 公开日:2011-04-28 发明作者:アンリ,セバスティアン;グアルド,エリック;ブリオ,シルバン 申请人:サン−ゴバン グラス フランス; IPC主号:C03C17-36
专利说明:
[0001] 本発明は、そのうちの1つの層が、機能層である、すなわち太陽光に作用する薄膜多層被覆膜が設けられているガラスに関する。さらに詳しくは、本発明は、特に断熱および/又は太陽光保護を目的とした多層被覆ガラスに関する。] [0002] 前記の「機能」層とは、本発明の文脈の範囲内で、通常誘電材料から製造され且つ前記機能層を化学的又は機械的に保護する機能、あるいは他の機能、例えば光学的機能、接着機能等を有する他の層とは対照的に、多層にその熱的特性の大部分を与える多層被覆膜の1つ又は複数の層を意味すると理解される。] [0003] 本発明による太陽光保護ガラスは、前記複数の薄層により、透過した太陽光エネルギーの量を制限することによって建物に適合するのに特に適していて、そのようなガラスは部屋の内装が夏に過大に熱せられることを防ぎ、そしてそれ故それを冷房するために必要とされるエネルギーの消費を制限するのに役立つ。] [0004] また、本発明は、クラッド壁パネルを得るためにひとたび前記複数の薄層で被覆されると、窓ガラスとの組み合わせで建物に完全にガラス張りされている外側面を与えることを可能とする、より一般的には「カーテンウォール」と呼ばれる種類のガラスに関する。] 背景技術 [0005] 太陽光保護機能の多層被覆ガラスは多くの制約を受けていて、先ず、用いられる複数の層は太陽光の放射を十分に、そして特に通常赤外太陽光(又は太陽光IR)と呼ばれる約780nm〜2500nmの太陽光放射のうちの目に見えない部分をカットしなければならない。さらに、この熱的性能は、ガラスの光学的および審美的外観を維持しなければならず、特に基板の光透過率(TL)の水準を調節できることが望ましい。] [0006] 他の重要な態様によれば、複数の機能層は、十分に耐久性のあるそして、特に物理的に抵抗力のある、例えばひっかき傷に強く、且つ化学的に抵抗力のあるものでなければならず、それらは特に耐湿性でなければならない。これは、ガラスにひとたび取付けられ、前記複数の機能層がガラスの外側の面の1つにある(例えば二重ガラスユニットの中間のガス充填室に対して逆の「内側」面とは反対である)又はガラスが単一のガラスである、すなわち単一のガラスシートのみを含む場合は、さらに特に重要である。] [0007] ガラスの製造の間に生じる他の制約があり、ガラスが少なくとも部分的に複数のガラス基板からなるとき、これらは通常、特にガラスにとって抵抗力があり且つ衝撃の場合に有害性が低いことが望ましい建築部門において、それを形成する(ショーウィンドーを形成するために)ことが望ましい場合には曲げ工程であり得るが、しかししばしば強化あるいはアニーリング工程である1つ以上の熱処理を受けねばならない。複数の層がその熱処理前にガラス上に堆積されるという事実は、それらがダメージを受け且つそれらの特性、特に光学的特性が実質的に変更されるということをしばしば意味する。しかしながら、ガラスの熱処理後に複数の層を堆積することは、複雑で且つ費用のかかることが判明している。] [0008] 建物用の太陽光保護ガラスの一例が、ヨーロッパ特許第0511901号およびヨーロッパ特許第0678483号に示されていて、これらは、太陽光を遮断するための任意に窒化されたニッケル−クロム合金で作製された、ステンレス鋼又はタンタルで作製された、SnO2、TiO2又はTa2O5のような金属酸化物からなる2つの誘電層の間に配置されている機能層を述べている。そのようなガラスは、良好な太陽光保護を提供し、十分な機械的および化学的耐久性を有しているが、それは本当の意味では上述の意味の範囲内の「曲げることが出来る」又は「強化できる」ではない。なぜならば、前記機能層を取り囲んでいる酸化物層が、曲げ又は強化処理の間に、全体としてガラスの光透過率および一般的外観における変化を伴う機能層の酸化を保護しからである。] [0009] さらに最近、ヨーロッパ特開第1218307号が、任意的にNb、TaおよびZrから選択される金属の窒化物を含む機能層が窒化又は酸窒化アルミニウムあるいは窒化又は酸窒化ケイ素に基づく保護層を載せている太陽光保護多層被覆膜を提案している。この出願による多層被覆膜は、ガラスに、ガラスに入射する太陽光の太陽光IRを遮断することを可能にする太陽光保護機能を与える。さらに、この多層被覆膜は、強化処理に対して耐久性があり、且つ単一ガラスの面2として用いられるのに十分な機械的および化学的耐久性のあることが分っている。しかしながら、ヨーロッパ特開第1218307号に記載された前記多層被覆膜の主要な欠点は、望ましい太陽光保護効果を得るために機能層が比較的厚く、そしてその結果としてほぼ10%程度か又はさらに低い、非常に低いTLを有しているということである。] 発明が解決しようとする課題 [0010] 従って、本発明の目的は、それによって前記のガラスによって保護された建物又は客室の内部と外部との間の過度の熱伝導をもたらすこともあり得るガラスの断熱特性の相当の低下を引き起こすことなく、そのような太陽光保護ガラスの光透過率TLを実質的に増加させることである。] [0011] そのような適用に合致することが可能であるガラスはこの分野で公知である。そのようなガラスは、金属の銀Agからなる1層以上の薄い機能層で被覆されている。そのようなガラスは、例えばヨーロッパ特開第718250号に記載されている。1層以上の銀層をガラスに組み入れることが、Ag層の低い放射率、すなわちその3〜50μmの熱的IRのほとんど反射する能力のために、ガラスを通る熱伝達が非常に大きく低減されることを可能にすることは周知である。そして、周知の技術と特に、適した指数および厚さの誘電性干渉層の追加を用いて、高い光透過率ではあるがそれにもかかわらず非常に低い熱伝導率を有するガラスを得ることは可能である。] [0012] それゆえ、薄い銀膜に基づく太陽光保護層は、断熱については非常に効率的であるように思われるが、その機械的および化学的耐久性は、特に湿潤雰囲気と接するときに非常に貧弱であり、そして特にそれが単一ガラス用に用いられることを妨げる。さらに、この解決策は二重ガラスの場合に組み入れるのに比較的費用がかかる。] [0013] それゆえ、本発明は、改良された太陽光保護ガラスを作製することを目的として、太陽光に作用する新規な薄膜多層被覆膜の開発にある。目的とする改良は、耐久性、熱的特性、光学的特性および太陽光保護機能、特に光透過率、および多層被覆膜を担う基板がガラス系であるときにダメージを受けることなく熱処理に耐える能力との良好な妥協を達成することである。] [0014] それゆえ、より詳細には、本発明の目的は、ガラスに良好な太陽光保護特性と、10%又はさらに20%以上の光透過率とを与える複数の薄層で被覆され、しかし特に欧州規格prEN410によって規定される放射率αが十分低いことにより許容できる熱伝達係数を有し、また前記多層被覆ガラスが前に説明した熱処理に耐え得る、ガラスを提供することである。] 課題を解決するための手段 [0015] 本発明によれば、特に、 - 10%より大か又は20%より大、あるいはさらに30%若しくは40%より大か等しい光透過率、 - 50%未満、好適には40%未満又は30%未満あるいはさらに20%未満か等しい放射率、 -熱処理、例えば、曲げ又は強化処理に対する抵抗力、特に前記の特性を維持しつつ、且つ前記の耐薬品性を有し、そして - 良好な化学的および機械的耐久性 を有する単一又は多重ガラスを得ることが可能であった。] [0016] それゆえ、本発明の主題は、先ず、太陽光に作用する薄膜多層被覆膜が設けられた少なくとも1枚のガラスシートを含み、熱処理、例えば曲げ又は強化処理の後に10%より大又はさらに20%より大か等しい光透過率、そして50%未満、又は40%未満あるいはさらに30%未満もしくは20%未満か等しい放射率を有し、前記多層被覆膜が、 - 約5nm〜約35nmの厚さを有するニオブNbに基づく機能層、そして -ガラス基板に対して前記機能層の上に配置されていて、Ti、Mo、B、Al又はこれらの元素の少なくとも1種を含む合金によって形成される群から選択される他の材料からなり、約1nm〜約5nmの厚さを有する少なくとも1つの層 を含む、透明ガラス基板からなる。] [0017] 可能性のある態様によれば、前記の透明ガラス基板は、 太陽光に作用し、熱処理、例えば曲げ又は強化処理の後に20%以上の光透過率および50%以下の放射率を有する薄膜多層被覆膜が設けられた少なくとも1枚のガラスシートを含み、前記多層被覆膜が、 - 約5nm〜約25nmの厚さを有するニオブNbに基づく機能層、および -ガラス基材に対して前記機能層の上に配置されていて、Ti、Mo、B、Al又はこれらの元素の少なくとも1種を含む合金によって形成される群から選択される他の材料からなり、約1nm〜約5nmの厚さを有する少なくとも1つの層 を含む。] [0018] 好適には、Ti、Mo、B、Alによって形成される群から選択される前記材料からなる1つの層および前記材料からなる他の層は、機能層の真下に配置される。 典型的には、ニオブNbに基づく機能層は、8nm〜約20nm、例えば8nm〜約15nmの厚さを有する。 典型的には、Ti、Mo、B、Alによって形成される群から選択される材料からなる前記の層は、約1nm〜約3nmの厚さを有する。 好適には、前記材料はTiである。] [0019] 本発明によれば、機能層と前記材料からなる1つ又は複数の層との組み合わせは、ガラスの光透過率を最適化するために追加の層の1つ又は複数の層の厚さが調整されている窒化アルミニウム、酸窒化アルミニウム、窒化ケイ素又は酸窒化ケイ素に基づく、又はこれらの化合物の少なくとも2種の混合物に基づく少なくとも1つの追加の層によって取り囲まれている。 例えば、前記追加の1つ又は複数の層は、前記組み合わせのそれぞれ上と下とに配置されている。] [0020] 1つの可能性のある態様によれば、前記組み合わせの上に配置された窒化ケイ素に基づく層は、前記組み合わせの真下に配置された層よりも少なくとも1.2倍、特に少なくとも1.5〜1.8倍厚い。] [0021] また、本発明は、建物又は建物が備えている客室の外側から内側に1枚の基板又は複数の基板の面に番号を付けて、単一ガラス又は二重ガラスの面2又は二重ガラスの面3に複数の薄層からなる多層被覆層が設置されている、前記の基板を組み入れている単一のガラス又は二重ガラスに関する。] [0022] 1つの態様によれば、前記の単一ガラス又は二重ガラスは、10%、20%又はさらに30%より大の、又はさらに40%より大の光透過率TLを有して構成されている。また、前記の単一ガラス又は二重ガラスは、40%未満、又は30%未満あるいはさらに20%未満の放射率を有して構成され得る。] [0023] 最後に、本発明は、前記の少なくとも1つの基板を組み入れているカーテンウォール型の壁張りパネル、又は前記基板を組み入れている自動車、又は他の車両用の横窓、後部ウィンドウ又はサンルーフに関する。] [0024] 本発明によれば、本発明に係る機能層は、機能層の比較的小さい厚さにもかかわらず、相当の太陽光保護効果を保つ一方で、基板が比較的高い光透過率を有することを可能とし、得られる測定値は、実際にその放射率αによって測定されるように、多層被覆基板の光透過率TLの水準と熱伝達係数Uとの良好な妥協を示す。本明細書において、前記放射率は欧州規格prEN410によって規定される標準的放射率である。] [0025] Ti、Mo、B、Alの群の金属、特にTiからなる非常に薄い層の使用は、本発明により多層被覆膜の機能特性の低下を伴うことなく、その強化を保証することを可能にする。特に、強化熱処理により引き起こされる光学的特性、光透過率の変化は小さい。同様に、機能層の放射率は、この追加的な薄い金属層を加えたことにより低いままである。] [0026] 本発明の可能性のある1つの態様によれば、Ti、Mo、B、Alの群の金属からなる薄い層は、少なくともNb機能層の上に堆積される。好適には、前記の層はNb層の表面および真下に堆積される。] [0027] 本明細書において、「の表面に」および「真下に」とは、前記複数の層を含む多層被覆膜を支えるガラス基板に対する前記複数の層のそれぞれの位置を示す。] [0028] また、本発明の1つの態様によれば、ケイ素又はアルミニウムの窒化物(Si3N4およびAlN)に基づく又はケイ素あるいはアルミニウムの酸窒化物(Si、OおよびNのそれぞれの量を考慮しないで手短に書けば、SiONおよびAlON)に基づく上塗層を堆積することが好適である。そのような複数の層の厚さは、多層被覆ガラスの光透過率が最適化されることを可能にする反射防止効果を得るように調整される。また、そのような複数の層は、程度は少ないが本発明の機能層を保護する役割を果し得る。また、本発明の範囲を離れることなく、当業界で周知の技術に従って、透過での/および又は反射でのガラスの色を変更するように、これらの層をZr、B等のような元素でドーピングすることが可能である。] [0029] 好適には、本発明による多層被覆膜は、基板と機能層との間に、上塗り層の場合のように特に選択され、窒化又は酸窒化ケイ素および/又は窒化又は酸窒化アルミニウムあるいは酸化ケイ素SiO2である透明な誘電材料で作製された少なくとも1つの下塗り層を含む。特に、それが存在すると、その多層被覆膜によって担体基板に与えられた視覚的外観がより弾力的に変えられることが可能となる。さらに、熱処理の場合、前記下塗り層は、特に種が熱が原因でマイグレートしがちで且つ多層被覆膜を分解させるガラス基板からの、特に酸素に対するそしてアルカリ金属に対する付加的バリアを構成し得る。] [0030] 本発明の非常に好適な変形は、例えば、窒化ケイ素に基づいた上塗り層および下塗り層の両層の使用にある。 上塗り層の厚さは、好適には5〜70nm、特に40〜60nmである。任意的下塗り層の厚さは、好適には5〜120nmである。 Si3N4系の単一下塗り層がある場合、その厚さは例えば30〜50nmである。] [0031] 下塗り層および/又は上塗り層は、実際に複数の誘電層の重層の一部を形成し得る。それゆえ、1つの又は他の層は、異なる屈折率の複数の他の層と組み合わせられ得る。それゆえ、多層被覆膜は、基板と機能層との間に(又は機能層表面に)、「高指数」層(少なくとも1.8〜2の指数を有する)又は前記複数の層の1つが恐らくSi3N4又AlNタイプ系からなる本発明の底層でありそして「低指数」層(例えば1.7未満の指数)が恐らく酸化ケイ素から作製されている、3つの交互の高指数/低指数/高指数の層を含み得る。] [0032] 特に、本発明の非常に好適な態様は、その両側にTi層を有するニオブに基づく1つの機能層を含む多層被覆膜が堆積された基板を含み、そのTi/Nb/Ti層の組み合わせが窒化ケイ素に基づく上塗り層および窒化ケイ素に基づく下塗り層を載せている、単一又は複数のガラスからなる。] [0033] 本発明の主題は、単一又は「一体型」ガラス、すなわち単一基板からなるガラス、および二重ガラスタイプの複数のガラスを覆っているガラスのいずれにも適用され。好適には、単一ガラスあるいは二重ガラスにおいてであろうとなかろうと、複数の多層被覆膜は、面2上(通常、ガラスの窓枠又は基板の複数の面は客室又はそれを備えた部屋の外側から内側へ番号が付けられる)に設置されそして太陽光を保護する。また、本発明の範囲を離れることなく、多層被覆膜は二重ガラスの面3に堆積され得る。] [0034] 本発明の他の主題は、カーテンウォールの作製を目的として、ラッカー又はエナメルタイプの被覆膜によって少なくとも部分的に不透明にされ、その際に不透明化する被覆膜が多層被覆膜と直接接している、多層被覆基板である。従って、前記多層被覆膜は、正確には窓ガラスにとってそしてカーテンウォールにとっていずれも同じである。] [0035] 本発明によって特に目的とされる用途は建築ガラスであるが、他の用途、特に自動車ガラス(非常に高い光透過率を必要とするフロントガラスはさておき)、例えば横窓、サンルーフおよび後部ウィンドウが予想され得る。] [0036] 本発明およびその利点は、以下の非限定的な本発明による実施例と比較例によって極めて詳細に示される。すべての実施例および記載において、厚さは幾何学的厚さである。 全ての基板は、サンゴバンビトレージにより販売のプラニラックス(Planilux)タイプの厚さが6mmの透明ガラスで作製されている。] [0037] 全ての層はマグネトロンスパッタリングによる公知の方法で堆積した。金属(Nb、Ti)層は不活性雰囲気下(100%Ar)、金属ターゲットから堆積し、窒化ケイ素Si3N4層は窒素を含む反応性雰囲気(40%Ar/60%N2)下で適したケイ素ターゲット(ケイ素は8質量%のAlでドープされている)から堆積した。従って、Si3N4層は少量のアルミを含有する。] [0038] 実施例1(ヨーロッパ特許第1218307号による) この実施例は、以下の順番: ガラス/Si3N4(10nm)/Nb(35nm)/Si3N4(30nm) によるNb機能層、Si3N4下塗り層およびSi3N4上塗り層を有している。 層が堆積された後、基板は次: 620℃で10分間の加熱、続いて急冷 の熱処理を受けた。] [0039] 実施例2(比較例) この実施例では、実施例1と同じ機能層および他の層を用い、同じ基板上に堆積したが、Si3N4下塗り層および上塗り層の厚さを、 ガラス/Si3N4(40nm)/Nb(10nm)/Si3N4(60nm) に変更した。 次いで、多層被覆膜で被覆した基板は、実施例1に示したのと同じ熱処理を受けた。] [0040] 実施例3(本発明による) この実施例は、実施例2と同じ層の順番を用い、同じ基板上に堆積したが、機能層の表面に極薄の金属チタニウム層を堆積した。それゆえ、多層被覆膜は次: ガラス/Si3N4(40nm)/Nb(10nm)/Ti(約1nm)/Si3N4(60nm) の連続層を含んでいる。 次いで、多層被覆膜で被覆した基板は、実施例1又は実施例2に示したのと同じ熱処理を受けた。] [0041] 実施例4(比較例) この実施例は、実施例2でと同じ層の順番を用い、同じ基板上に堆積したが、極薄の金属チタニウム層を機能層の真下に堆積する。それゆえ、多層被覆膜は次: ガラス/Si3N4(40nm)/Ti(約1nm)/Nb(10nm)/Si3N4(60nm) の連続層を含んでいる。 次いで、多層被覆膜で被覆した基板は、実施例1又は2で示したのと同じ熱処理を受けた。] [0042] 実施例5(本発明による) この実施例は、実施例2でと同じ層の順番を用い、同じ基板上に堆積したが、極薄の金属チタニウム層を機能層の表面および真下に堆積した。それゆえ、多層被覆膜は次: ガラス/Si3N4(40nm)/Ti(約1nm)/Nb(10nm)/Ti(約1nm)/Si3N4(60nm) の連続層を含んでいる。 次いで、多層被覆膜で被覆した基板は、実施例1又は2で示したのと同じ熱処理を受けた。] [0043] 実施例5b(本発明による) この実施例は、実施例2でと同じ層の順番を用い、同じ基板上に堆積した。それゆえ、多層被覆膜は次: ガラス/Si3N4(40nm)/Ti(約1nm)/Nb(19nm)/Ti(約1nm)/Si3N4(50nm) の連続層を含んでいる。 次いで、多層被覆膜で被覆した基板は、実施例1又は2で示したのと同じ熱処理を受けた。] [0044] 実施例6(比較例) この実施例は、実施例2でと同じ層の順番を用い、同じ基板上に堆積したが、極薄のNiCr層を機能層の表面および真下に堆積した。それゆえ、多層被覆膜は次: ガラス/Si3N4(40nm)/NiCr(約1nm)/Nb(10nm)/NiCr(約1nm)/Si3N4(60nm) の連続層を含んでいる。 次いで、多層被覆膜で被覆した基板は、実施例1又は2で示したのと同じ熱処理を受けた。] [0045] 以下の表1は、上記の実施例1〜6に対する測定した光学的透過率TL値(光透過率は光源D65の下での%である)、およびprEN410とNFEN673規格に従って算出される放射率α値を示す。 値は2つ示され、1つは熱処理前のものそして1つは熱処理後のものである。表1において、急冷後の放射率αの相対的上昇Δαが%で示されている。] [0046] ] [0047] 表1に示された値は、本発明による実施例3、5および5bが従来技術の太陽光保護ガラスよりも大幅に高い光透過率を与え、一方で熱処理および強化処理後許容し得るエネルギー性能をなお保持していることを示している。強化後に得られた放射率の、実施例4に対して得られた値と実施例3、5および5bに対して得られた値との比較は、Ti金属層がNb機能層の少なくとも表面に堆積されるときに最も良好な前記の妥協が得られることを示している。] [0048] 本発明によらない(多層被覆膜は1層以上のTi金属層を有して提供されていないので)実施例2に対して得られた結果は、強化処理後のものが非常に劣っている。これらの多層被覆膜は、本発明の目的の範囲内で明確に、曲げることができる又は強くすることが出来るものではない。熱処理は著しく断熱特性を低下させ、それゆえそのようなガラスの放射率値が余りにも高いように思われる。機能層上に堆積された金属層が今度はNiCrで作製されている実施例6によって得られた結果は、実施例2に対してのもの、すなわち層がなくて得られたものと同じである。] [0049] 実施例7(本発明による) この実施例に対しては、多層ガラスユニットが実施例5の基板(強化処理後)から構成された。多層ガラスユニットは、6/12/6透明(100%空気)の配置で従来技術により、すなわち2枚の6mmの厚みの透明ガラスシートが12mm厚みの空隙で隔離されて作り上げられる方法で組み立てられた。多層被覆膜は二重ガラスユニットの面2に堆積された。] [0050] 前記二重ガラスは、36%の光透過率であるが、熱的IR放射のほとんどが反射されることを可能とする約37%の比較的低い放射率を有している。それゆえ、熱的絶縁性能は非常に満足のいくもので、熱伝導係数Uは2.30W.m−2.K−1と測定された。比較のために、単純な、すなわち多層被覆ではない、二重ガラスユニットに対しての係数Uは、2.90W.m−2.K−1である。再度比較のための、機能層として容易に強化出来ない銀層を組み入れている従来技術の低Eの透明ガラスは、約1.8W.m−2.K−1の係数を有するが、化学的耐久性および機械的耐久性のいずれでも耐久性が極めて低い。] [0051] 実施例8(本発明による) この実施例においては、目的は、多層被覆膜の複数の層が今度はガラスのエネルギーの最大化に適した厚さを有する基板に基づく多層ガラスユニットを得ることである。 それゆえ、前記多層被覆膜は、以下: ガラス/Si3N4(40nm)/Ti(約1nm)/Nb(20nm)/Ti(約1nm)/Si3N4(54nm) の連続層を含む。 次いで、多層被覆膜で被覆された基板は前記と同じ熱処理を受けた。 次いで、この基板から多層ガラスユニットが作製された。実施例7と同様の方法で、多層ガラスユニットが6/12/6透明(100空気)の配置で組み立てられた。多層被覆膜は二重ガラスユニットの面2に堆積された。] [0052] それゆえ、前記二重ガラスは、実施例5のそれより低い約20%の光透過率としかし熱的放射が強く反射されることを可能とする約18%の非常に低い放射率、および非常に改良されたエネルギー絶縁性能を有し、測定された熱伝導係数Uは、今度は1.98W.m−2.K−1であった。] [0053] 結論において、本発明による太陽光保護ガラスは、車およびすべての車両での、例えば側窓、後部ウィンドウおよびサンルーフでの適用を排除されることなく、建物に適合させるために非常に有利であり、また、エナメル化被覆膜を有し得る。それゆえ、固定された多層被覆膜を有し、特に望ましいTLと断熱値を有すると改良された視覚を提供し、曲げ/強化/アニーリングされ得る、そして非常に良好な機械的および化学的耐久性を有する、太陽光保護ガラスを作製することが可能である。] 実施例 [0054] また、本発明の範囲を離れることなく、ラッカー塗装は追加の工程を必要とするがエナメル化は強化工程の間に行われ工業的に非常に有利であり、ラッカー塗装よりもエナメル化されている多層被覆膜カーテンウォールを製造することを可能とする。]
权利要求:
請求項1 太陽光に作用する薄膜多層被覆膜が設けられていて、熱処理、例えば曲げ又は強化処理の後に10%以上の光透過率および50%以下の放射率を有する透明ガラス基板であって、前記多層被覆膜が、- 約5nm〜約35nmの厚さを有するニオブNb機能層、および-ガラス基材に対して前記前記機能層の上に配置されていて、Ti、Mo、B、Al又はこれらの元素の少なくとも1種を含む合金によって形成される群から選択される他の材料からなり、約1nm〜約5nmの厚さを有する少なくとも1つの層を含むことを特徴とする前記基板。 請求項2 太陽光に作用する薄膜多層被覆膜が設けられていて、熱処理、例えば曲げ又は強化処理の後に20%以上の光透過率および50%以下の放射率を有する透明ガラス基板であって、前記多層被覆膜が、- 約5nm〜約25nmの厚さを有するニオブNb機能層、および-ガラス基材に対して前記機能層の上に配置されていて、Ti、Mo、B、Al又はこれらの元素の少なくとも1種を含む合金によって形成される群から選択される他の材料からなり、約1nm〜約5nmの厚さを有する少なくとも1つの層を含む請求項1に記載の前記透明ガラス基板。 請求項3 Ti、Mo、B、Alによって形成される群から選択される前記材料からなる層が前記機能層の上に配置されそして前記材料からなる他の層が前記機能層の真下に配置されている請求項1又は2に記載の基板。 請求項4 ニオブNbに基づく前記機能層が8nm〜約20nmの厚さを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板。 請求項5 Ti、Mo、B、Alによって形成される群から選択される前記材料からなる層が1nm〜約3nmの厚さを有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板。 請求項6 前記材料がTiである請求項1〜5のいずれか1項に記載の基板。 請求項7 前記機能層と前記材料からなる1つ又は複数の層の組み合わせが、窒化アルミニウム、酸窒化アルミニウム、窒化ケイ素又は酸窒化ケイ素に基づくかあるいはこれらの化合物の少なくとも2種の混合物に基づく少なくとも1つの追加の層によって取り囲まれていて、前記追加の1つ又は複数の層の厚さがガラスの光透過率を最適化するために調整されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の透明基板。 請求項8 前記追加の1つ又は複数の層が、窒化ケイ素に基づき且つ前記組み合わせのそれぞれ上と下とに配置されている請求項7に記載の基板。 請求項9 前記組み合わせの上に配置された窒化ケイ素に基づく層が、前記組み合わせの真下に配置された層よりも少なくとも1.2倍、特に少なくとも1.5〜1.8倍厚い請求項8に記載の基板。 請求項10 建物又は建物が備えている客室の外側から内側に基板又は複数の基板の面に番号を付けて、単一ガラス又は二重ガラスの面2又は二重ガラスの面3に複数の薄層からなる多層被覆層が設置されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の基板を組み入れている単一のガラス又は二重ガラス。 請求項11 10%より大の、又は20%あるいはさらに30%より大の光透過率TLを有して構成された請求項10に記載の単一ガラス又は二重ガラス。 請求項12 40%未満、又は30%未満あるいはさらに20%未満の放射率を有して構成された請求項11に記載の単一ガラス又は二重ガラス。 請求項13 請求項1〜9のいずれか1項に記載の少なくとも1つの基板を組み入れているカーテンウォール型の壁張りパネル。 請求項14 請求項1〜9のいずれか1項に記載の1つの基板によって形成された又はそれを組み入れている自動車又は他の車両用の横窓、後部ウィンドウ又はサンルーフ。
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